田舎フリーランス養成講座に参加した感想まとめ

いなフリ


田舎フリーランス養成講座に参加してみて

こんにちは。こまちです!
2020年9月28日から10月23日まで、千葉県いすみ市で行われた田舎フリーランス養成講座(通称:いなフリ)に参加しました!

いなフリの提供するプログラムについて詳しく知りたい方は、まずは公式サイト(https://workcareer.jp/inakafreelance/)を見てください。
また、内容についてもいなフリ卒業生の皆さんがブログなどで詳しくわかりやすく書いてくださっているので、そちらを参照してください(他力本願、万歳!!)

この記事では、超個人的な感想をつらつら書いていこうと思います。

「いなフリのことを調べるとポジティブ要素満載の感想しか出てこなくて怖い…」
「いなフリって、やっぱり宗教っぽいよな…」
という心配を抱いている方のために、ネガティブ要素も少し触れています。
(僕自身が恐怖心を抱いていたので…笑)

新卒で入社した保険会社を来月退社することが決まっているなかで、色々な生き方を知りたいと思って参加を決めました。

いなフリの存在を知ったのは2020年8月はじめ。参加を決めたのも2020年8月はじめ。
Webライティングという言葉もそのとき初めて知りました笑

結論としては、”本当に参加してよかったな”と感じています。

1か月間という期間で感じたことをまとめてみました。

・いなフリを受講してみようと考えている方
・いなフリに興味があるけど、参加を悩んでいる方
などに参考になれば嬉しいです!


参加してよかった点

いなフリに参加してよかったことは沢山ありますが、BEST3を発表します!

【よかったこと BEST3】

生き方の選択肢が広がったこと 
自分という人間を深く知ることができた
フリーランスの仲間ができた

これから詳しく解説していきます。
(また、ポジティブキャンペーンかよって思われた方はもう少しだけ我慢して読み進めてみてください笑)

生き方の選択肢が広がったこと

いなフリに参加して1番良かったことは『生き方の選択肢が広がったこと
これに尽きます。

この8年前に購入した今にも死んでしまいそうなパソコンに書いてある言葉は、今後3年の僕自身のコンセプトです(最終日のプレゼンで宣言しました)
明確なゴールを決めずに、意識的にフラフラする

このコンセプトに辿り着けたのは、いなフリに参加した1か月のおかげです。

新卒で入社した会社で、「一生サラリーマンとして生きていく」つもりでした。
ただ、精神的にも肉体的にも疲弊しきって撃沈。
これからどうやって生きていこうか、不安な毎日を過ごしていました。

そのような状況下で参加を決めた田舎フリーランス養成講座。

最初は
「フリーランスなんて胡散臭い…」
「合宿に参加してお金が稼げるようになるとか嘘やん…」
とか色々と疑いまくっていたことを覚えています。

この1か月間で、サラリーマン以外の生き方をたくさん知りました
hinode界隈、いなフリ界隈には変な人しかいなくて…(;・∀・)
(もちろん、いい意味でね。うん、いい意味で。)

【追記】
具体的にどんな人がいたかというと…

・登録者10万人超のYouTuber
・ずっとポケモンやってる人
・永遠に喫煙所にいる人
・現役の船乗り
・お米をつくっている人
・フリーランスの料理人
・畑に行ってルッコラをたくさん収穫してくる人
・山奥に生息している人
などなど…。
挙げていったらキリがない笑
今まで出会ったことのないタイプの人たちがたくさんいました(;゚Д゚)

あと、自分で稼ぐことができるんだという実感は何物にも代えがたい喜びがありました。
サラリーマン時代は自分の給料に見合った働きができていると感じたことはなく、給料をもらっても全く自分事として捉えられなかったので。

会社を辞めても、パソコン1台で稼げるかも!という実感は、自分に大きな自信を与えてくれました。
(実際にいなフリ期間中に数万円稼いだのも事実…!)

今後、どのような道に進むのかわかりませんが自信をもって進んでいける気がします。

会社に雇ってもらわないと生きていけないっていう価値観を持っている人は多いと思います。
僕自身がそうでした。ビックリなことにそれが1か月で覆っちゃったんです(;^ω^)

今回教えてもらったことを踏まえて、今後も自分なりに試行錯誤しながらやっていこうと思います。

自分という人間をより深く知ることができた

ひとりで勝手に黄昏に来ていたhinodeから3分の海

2つ目は、『自分という人間をより深く知ることができた』ということです。

いなフリ期間中はWebライティングや動画編集などのスキル面だけでなく、自分と向き合う時間もたくさん作ることができました。

hinode会員の方とたくさん話したり、高さんの自己理解講座を受けたり…。

・自分自身が得意なこと
・自分が求めている状態
・自分がワクワクする瞬間
これらのことを、実際に言語化できたことは自分にとって大きな財産かもしれません。

余談ですが、コワーキングスペース(hinode)の外には公園があって毎日サッカーボールを蹴って童心にかえっておりました笑(輝いていたあの頃を思い出せ…!笑)

何よりも、失いかけていた自信を取り戻すことができたのは一番かも!!

もしかしたら、俺ってもうちょいできんじゃね??
そう思わせてくれる1か月間でした。

今後も、この根拠のない自信を持って生きていたいなと心から思っています。

フリーランスの仲間ができた

いすみ18期のみんな

3つ目は、『フリーランスの仲間ができた』ということです。

自分の周りにはフリーランスで働いている人はほとんどいません。
大学時代の同級生は、ほとんど会社で働くサラリーマンなので。

これからフリーランスとしてずっと生きていくと決めたわけではありませんが、自分が生きていくうえでたくさんの選択肢を与えてくれる人たちとの出会いがありました。

いなフリ修了後に、早速いなフリで繋がった方にお仕事を依頼させてもらうこともありました。
フリーランス界隈は意外と狭いので、こういうネットワークはかなり強い武器になると思います!

会社員が良いとか悪いとかそういう問題ではありませんが、フリーランスで生きている人たちの方が覚悟をもって仕事をしているように感じることが多かったです。

「この生き方で大丈夫なのかな…?」
っていう不安がよぎった時に、いなフリで出会った人たちを思い出せば頑張れそうな気が…!

いなフリで出会った人たちとのつながりは、どんな道に進むのであれ大切にしたいです。


参加してみてちょっぴり残念だった点

ずっといなフリの良いところばっかりいうのも気持ち悪いので、宣言通りマイナス面も。
あくまで個人的な意見なので、悪しからず…。

住居環境

1つ目は住居環境

(※いすみ市でのいなフリのお話です)

事前にあまり確認しなかった自分にも非があるのですが、住居環境はあまり良いとは言えないです。

僕たちが1か月過ごすことになったクニハ邸は、コワーキングスペースから車で10分ほど行ったところにありました。(徒歩だと1時間くらいかかっちゃう…。)

2階建ての一軒家に元々の住民の方4人と、受講生4人の計8人で住むことに…!
僕自身は事前に個室を希望していたこともあり個室を用意してもらえましたが、シェアハウスの経験もない自分にとってはかなり衝撃的な展開でした。

・お風呂/洗面台/トイレは共用
・夕食はクニハ邸に住むメンバーで自炊(交代制)
・基本的にレンタカーはひとつの住居スペースに1台
・朝出かける時から夜寝るまで常に行動は一緒にするのが基本
などなど、なかなか字面だけで見ると結構ヤバい(ざわざわ・・・)

季節によっても状況は変わると思いますが、夏は相当ヤバいらしい…。

共同生活に慣れていない方からすると、少し過酷な環境かもしれません。
その反面、メンバーの仲が良いとめちゃくちゃ楽しくもあるのですが…笑
(個人的には、予想に反してシェアハウス生活をかなり楽しみましたw)

いなフリ受講生が泊まる住居はコワーキングスペース近くの物件など他にも何種類かあるので、参加する際は事前にしっかり相談して決めると安心かもしれません。
(コワーキングスペース近くのアパートは、2人で1部屋。)

クオリティにばらつきがあるかも

2つ目は、いなフリのクオリティについて。
良くも悪くも統括やメンターの個性や能力がもろに反映されるプログラムだなと感じました。
特にメンターとの距離感は想像以上に近かったです。

・1週間に1回の週末面談(各1時間)
・毎日の日報チェック(計画と振り返り)
・スキル面での相談や完成した記事などの添削

メンターとの相性はとても重要だと感じました。
(僕自身はライティング講座の講師を務めていた方がメンターだったので、スキル面でもとてもやりやすかったです)

プログラムのベースは一緒でも、中心となって運営している統括やメンター陣は開催時期や場所によってほとんど違います。
どういう運営陣と一緒に過ごすことになるのかはほとんど参加してみないと分かりません。
事前にどういうスキルを持っている人が運営サイドにいるのかってことをわかりやすく書いてあれば嬉しかったなぁ、と個人的には思います。

合宿期間中にいなフリ共通の理念やコンセプトを強く感じる部分があった一方で、そうではない部分があったことも事実です。
もう少し自由度が高く、色々なことに柔軟に対応してくれるイメージだったのでその部分は少し残念だったかなと…。(その時の状況次第な部分はもちろんあると思いますが)

いなフリに向いていない人もいる

最後に、いなフリに向いていない人についても触れたいと思います。

いなフリの公式サイトを見ても、誰にでも門戸が開かれている印象を受けました。
実際に参加する方々は年齢層もバックグラウンドもスキル面も十人十色。
(いすみ18期メンバーは20代が5人、30代が3人、40代以上が2人でした)

そのような環境で学べるというのはいなフリの大きな魅力の一つです。

その一方で、いなフリに向いていない人もいると感じました

僕個人が考えるのは以下の3つに当てはまる人です。

特定のスキルを身につけて、バリバリ稼ぎたい人

いなフリにスキル面の成長だけを求めてくるのはやめた方が良いです。
スキル面以外にも、色々な気づきや選択肢を与えてくれる場面が多くあります。
単純に特定のスキルを身につけたい人は、スキルに特化したプログラミングスクールなどに参加した方がいいかなと思います。

バリバリ稼ぎたいだけの人は、あまり満足できない可能性が高いというか物足りなくなるかも…!
幅広く色々な世界を見てみたいという好奇心がある人の方が個人的にはあってる気がします。

単純に体調が悪い人

自分自身がそうだったんですが、メンタル面など調子を崩して休職してしまった人も多く来るケースがあります。
もちろん、そういう人を受け入れてくれる体制はしっかり整っています。
でも、体調が万全ではない状態で参加するにはかなり負荷が高いプログラムになります
人間関係を含めて、刺激量がかなりあるので体調は万全の状態で臨んだ方が良いと思います。

まずは、ゆっくり休むことが大切です。

焦りや不安から行動を起こしている人

焦りや不安からいなフリへの受講を決めることは個人的にオススメしません。
また、精神的・金銭的に余裕がない人も参加しないほうがいいかも。
ある程度のゆとりがないと、せっかくのいなフリで吸収できるものが少なくなってしまうからです。

いなフリ自体は色んなチャンスを提供してくれる場なので、ある程度の余力がある状態で臨んだ方がいいかもしれません。
どうしても余裕がないと視野が狭くなりがちです。

いなフリに参加する際は、こういう部分も少し考慮に入れておいてほしいです。

以上、いなフリの少しネガティブな側面をお伝えしました。
まぁ、正直こんなネガティブ面なんて余裕でひっくり返してくれるくらいのポジティブ要素が満載ですけどねwww


まとめ

最終日の誰もいないhinode

1か月間、いなフリに参加してみての感想を主観たっぷりに書いていきました!
この1か月間は、自分の価値観を確実に変えてくれた経験だったように感じます。

休みの日もたくさん美味しいものを食べて、たくさん遊んだなぁ~~。
(大原漁港がすぐ近くにあるので、伊勢海老やらタコやら美味しいものもいっぱい!)

いなフリが提供するプログラム以外にも楽しいことはたくさんありました\(^o^)/

いなフリを卒業した現在は、やりたいことで満ち溢れています。

ライティングで月20万円稼いでみたい
動画編集で稼げるようになりたい
サイト制作もひと通り勉強してみたい
アドレスホッパー的な生き方をしてみたい
・田舎で本格的に農業やってみたい
などなど。。。。

一気にやりすぎるとまた死ぬので、これからゆっくり時間をかけながらやっていこうと思ってます(おれは今後3年間はフラフラするんだ。おれは今後3年間はフラフラするんだ。おれは今後3年間はフラフラするんだ。おれは今後3年間はフラフラするんだ。おれは今後3年間はフラフラするんだ…

本当はもっと良いところをいっぱい詰め込みたかったのですが、あんまり褒めすぎると色々と疑われるのでこのくらいにしておきます笑

とにかく、何が言いたいかというと
いなフリに参加してよかった!
(ボキャ貧すぎるけど、このひと言に尽きるw)

いなフリの参加を検討している方は、もう少し気楽に&前向きに考えてみてもいいかもです(^^)/
(こーゆーのは参加しなきゃわかんないよ。うん。)←雑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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